正しく知って食中毒を予防しよう

夏場は高温多湿な状態が続き、細菌による食中毒が発生しやすい季節です。

特に、食肉の生食等が原因とされる食中毒が多く発生しており注意が必要です。

正しい知識を身に付け、食中毒を予防しましょう。

【問合せ】衛生課食品保健係(第2分庁舎3階)TEL:03-5273-3827

食肉の生食等による食中毒で原因となる細菌

<カンピロバクター>

ニワトリ、ブタ、ウシ等の腸内に生息している食中毒菌で、感染すると、下痢・腹痛・発熱・おう吐等の症状が出ます。

特に鶏肉を生や半生の状態で食べたことが原因と推定される食中毒が増えています。

また、食中毒の症状が治まった後で、手足のしびれや顔面麻痺等運動神経に障害を起こすギラン・バレー症候群を発症する場合もあります。

<腸管出血性大腸菌>

牛などの家畜が保菌する、ベロ毒素を出す細菌です。

代表的なものにO157、O26、O111などがあります。

症状は激しい腹痛・水様性下痢・血便などがあります。感染力が強く、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳障害などを併発することもあります。

特に、乳幼児や高齢者は重症化しやすく、注意が必要です。

お肉を安全に食べるためのポイント

中心まで十分に加熱する

肉や食肉製品(メンチカツやハンバーグ等)は、生や半生では食べず、十分加熱しましょう。

生肉に触れたらしっかり洗浄・消毒する

調理器具は洗剤でよく洗い、熱湯・漂白剤などで消毒しましょう。手は石けんを使い正しく洗いましょう。

調理器具は用途ごとに使い分ける

まな板などは肉用と野菜用などで使い分けましょう。肉を焼くための箸と食べるための箸はそれぞれ別に用意しましょう。

前の投稿

新宿シニア活動館の催し

新宿シニア活動館の催し
新宿区からのお知らせ(7月)
次の投稿

新宿区からのお知らせ(7月)