知って防ごう!ノロウイルス感染
新宿区からのお知らせ
知って防ごう!ノロウイルス感染
ノロウイルスは、食中毒や感染性胃腸炎の原因となるウイルスで、初冬から春先にかけて流行します。感染力が非常に強く、手指や食品等を通して口から体内に入り込みます。
ノロウイルスの特徴をよく知り、感染を防ぎましょう。
【問合せ】衛生課食品保健係(第二分庁舎3階) TEL:03-5273-3827
食品からの感染(食中毒)予防
ノロウイルスの感染者が十分な手洗いをせずに調理した食品や、ウイルスが蓄積した生の二枚貝(カキ、シジミ等)を食べることで、感染することがあります。
ノロウイルスは、85℃~90℃で90秒以上加熱することで失活します。二枚貝の生食は控え、中心部までよく加熱して食べましょう。また調理器具は、中性洗剤で洗浄後、熱湯や塩素系漂白剤で消毒しましょう。
人からの感染(感染症)予防
ノロウイルスの感染者のふん便・嘔吐物や、感染者の手指が触れたトイレのドアノブなどを介して感染することがあります。家庭や共同生活施設などでは人から人へ直接、感染する場合もあります。調理の前やトイレの後はよく手を洗い、トイレのふたや便座、流水レバー、ドアノブの内側・外側、電気のスイッチ等よく手が触れる場所は、塩素系漂白剤を使って消毒しましょう。
塩素系漂白剤を使って消毒
調理器具やトイレなどの消毒には、市販の塩素系漂白剤を0.02%に薄めた消毒液が効果的です。ペットボトルキャップ1杯分(5ml)の塩素系漂白剤(原液濃度6%)に水を加えて1.5リットルにし、よく混ぜて作ります。
消毒液を浸した布で、トイレのふたや便座等を拭き取り、10分後に水拭きしましょう。
なお、塩素系漂白剤を使用する際は、製品の「使用上の注意」をよく読み、取り扱いには十分注意しましょう。
正しい手洗いでノロウイルスへの感染を予防しましょう
石けんをよく泡立て、十分手をこすった後、20秒以上流水ですすぎましょう。
特に指先や指の間、親指のまわり、爪等は汚れが残りやすいため、しっかり洗いましょう。
手洗い後に、消毒用アルコールを使用するとさらに効果的です。
🌸正しい洗い方🌸(2回繰り返す)
①手のひら→②手の甲→③指先・爪→④指の間→⑤親指→⑥手首→⑦流水すすぎ(20秒以上)