骨粗しょう症とは、骨の絶対量は減少しているものの、骨の変化を伴わない状態をいいます。

つまり、骨は形としてあっても、内容がスカスカになっています。45歳前後における女性ホルモンの分泌低下が関係するため、更年期以降に急増します。その他に、関連する因子として、喫煙・カルシウム不足などの食習慣・運動不足・加齢・ストレスなどが挙げられます。

骨のカルシウム量が減少すると骨折の危険性が高まったり、歯周病が進行しやすくなります。骨粗しょう症の度合いがひどい人ほど、抜歯後歯を支えている骨の吸収が速く、重度になる傾向があるようです。これに喫煙の要因が加わるとさらに悪化が促進されます。

骨粗しょう症を防ぐには

  1. カルシウムの摂取を心がける
  2. 日光浴をしてビタミンDの摂取をする
  3. 1日8000歩程度を目標にしたウォーキングをする
  4. アルコールやコーヒーは少なめにする
  5. 喫煙者は禁煙するのが良いとされていますので、参考にしてみてください。