Tooth Fairy(歯の妖精)~Tooth Fairyプロジェクトについて

皆さんは歯の妖精のお話をご存知ですか?西洋では昔から、子供の乳歯が抜けると、その乳歯を袋に入れて枕もとに置いて眠ると、Tooth Fairy (歯の妖精)が抜けた歯を集めに来てくれるという言い伝えがあります。

Tooth Fairyは、お礼にコインやプレゼントを置いていってくれ、子供達は、このプレゼントをとても楽しみに眠るそうです。この儀式は、生え変わる永久歯が丈夫でありますように、との願いが込められています。

今も、昔も歯を大切にすることは変わらなく続いているのですね。

さて、日本では現在、2009年6月より日本歯科医師会×日本財団によって、Tooth Fairyプロジェクトという活動が推進されています。これは、この活動に共感した歯科医師が、患者様の協力により集めた金属をご寄付いただくことにより進めています。本当に支援を必要としている子供たちへ、「夢」や「希望」をプレゼントする「歯の妖精」となるのです。

歯科治療において、外した金属や入れ歯を集めてリサイクルします。これらの金属は、金やパラジウムなどを含んでいて、子供達を支援する大切な資金となります。

活動内容としては、「Tooth Fairy学校建設プロジェクト」とし、経済発展厳しいミャンマーにて子供達の学びたい気持ちに応えるべく学校建設を進めています。

また、「Tooth Fairy小児がん・難病支援プロジェクト」では、重い病気と闘う子供とその家族を応援する二つの「日本初」を進めています。

日本初の小児ホスピス「海のみえる森」と日本初の小児がん専門施設「チャイルド・ケモ・ハウス 夢の病院」を推進しています。(Tooth FairyプロジェクトHPより抜粋)
このプロジェクトの参加歯科医院は2013年09月19日現在、5400医院以上で、換金総額も604,379,892円を超えています。

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