新宿だより 6.25号
新宿だより
外出自粛で話す機会が減っていませんか
意識して口を動かそう
◇よく噛むことは健康の源
噛むと体に良いことがたくさん
▶唾液が出て胃や腸での消化・吸収を高める
▶満腹感が得られ、肥満を防ぐ
▶歯の病気を防ぐ
▶ストレスが和らぐ
▶発音がよくなる
▶味覚の発達を促す
▶脳の働きを活発にする
新宿ごっくん体操のうた
自宅で体を動かしながら、楽しく歌える「新宿ごっくん体操のうた」もおすすめです。
詳しくは新宿区ホームページからご覧いただけます。
◇やってみよう 唾液をたくさん出すマッサージ:唾液腺マッサージ
食事の前に、唾液が出てきたことを実感できるまで行うことをおすすめします。
https://www.ebatadc.com/taisou/5947.html
食中毒に注意して 夏を元気に過ごしましょう
梅雨から夏の時期は特に細菌による食中毒にご注意を
高温多湿な状態が続く夏季は、細菌による食中毒が発生しやすくなります。特に食肉・加熱不足の牛肉や鶏肉による食中毒が例年多発しています。抵抗力の弱いお子さんや高齢者のほか、妊娠中の方は特に注意し、正しい知識を身に付け、食中毒を予防しましょう。
食肉に生食等による食中毒の原因となる細菌
◇カンピロバクター
ニワトリ・ウシ・ブタ等の腸管内に生息しています。加熱していなかったり、加熱不足の食肉や内臓等が食中毒の原因となります。
感染すると、発熱・倦怠感・頭痛・吐き気・腹痛・下痢・血便等の症状を起こします。まれに感染後、神経疾患であるギラン・バレー症候群(手足のまひや呼吸困難など)を発症することもあります。
◇腸管出血性大腸菌(O157など)
加熱不足の食肉や食肉から二次汚染した食品、病原体保有者から調理中に汚染した食品等で感染します。症状は、激しい腹痛から数時間後に水様下痢を起こすことが多く、血性下痢(下血)が見られることもあります。
また、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳障害を併発することがあり、重症の場合は死亡することもあります。
お肉を安全に食べるためのポイント
○菌をつけない
・使用済み調理器具は洗剤でよく洗い、清潔は器具を使用する
・手は石けんで正しく洗う
・調理器具は肉用・野菜用等を使い分ける
○菌を増やさない
・適切な温度で管理する
・消費期限内に食べる
○菌をやっつける
・肉や食肉製品(メンチカツやハンバーグ等)は中心部まで十分加熱する
生のジビエ(野生鳥獣の肉)にもご注意を
イノシシやシカなど野生鳥獣の肉は内臓を生で食べ、E型肝炎ウイルスや寄生虫に感染し死亡した事例や、重篤な症状を示した事例が報告されています。野生鳥獣はどのような病原体を保有しているか分からないため、必ず中心までしっかり加熱しましょう。
☆調理をする前・食事をする前の手洗いも忘れずに!!
【問合せ】衛生課食品保健係(第2分庁舎3階) TEL:03(5273)3827